排斥
中3でバプテスマ(すべてを捨てて神に献身する)を受けたんですが、思春期真っただ中。
だらだらとした反抗期を過ごしているなかでした。
そして未信者の父が高校に行かないなどという選択肢は与えなかったのもあり、
エホバの証人内では割と多い通信制の高校ではなく家からほど近い高校へ。
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<!-- あぶレスポンシブ -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-7989839383263189"
data-ad-slot="3892261010"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});
</script>
アルバイトもし、ある程度の自由を得たところで徐々に聖書への関心は薄れていきます。それなりに集会へ行けば話に感化されたりしていましたが、今思うと伝道活動はおろそかだったし、正直面倒でした。
でも高校の体育祭と、年に何度かある大きい集会(大会)がかぶったら担任に証言して休んだりと健気にエホバの証人として暮らしていました。
関係ないけど、当時私をエホバの証人だと知って、某イスラム過激派の首謀者の名前で呼びあざ笑い、色々けしかけてきたM君、許してませんからね。高校生にもなってあれはないぞ。
そして高校は卒業し、またまた進学を当然と思っている父を納得させるため、
大学受験&落ちて一浪。
さて大学決まったしバイトしようと、入った勤務先で運命の出会いをしてしまったんですね。旦那です。
産まれてからずっと、聖書の教えさえ守ってればOKの、完全受け身で育った私に、
グイグイ系の人間の行動力の輝きたるやw
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<!-- あぶレスポンシブ -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-7989839383263189"
data-ad-slot="3892261010"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({});
</script>
そして職場の飲み会で事件は起きます。
新人歓迎会で見事につぶれ、なんとも素晴らしいタイミングで同じ会衆(集会をするグループ)の兄弟(エホバの証人はお互い兄弟姉妹と呼び合います)に見られたんです。
酩酊は聖書で禁止されています。私は当時バプテスマを受け、神に献身した身です。
でもまぁ、ここで反省していれば恐らく厳しい注意を受けて終わりだったんだと思います。
しかし私はしばらくしてから旦那とある機会に食事に行き、一線を越え、
気持ち的にも組織から離れていて、自ら長老(会衆をまとめるリーダーの兄弟)に電話をして、未信者と関係を持ったと告白しました。排斥してくれや、ぐらいの気持ちでした。
長老たちとの話し合いが設けられ、酩酊の件と合わせて反省の機会が与えられましたが、私は旦那をとると宣言、反省を拒否しました。
長老たちは私が幼い頃から知っていたので、娘を見るような目で悲しそうな顔をしていましたが、それでも心は動かず、そのまま王国会館を後にしました。
母も相当悲しんでいました。でももう心が離れてしまっていたので、どうしようもありませんでした。楽園に魅力を感じなくなっていたし、今まで悪に満ち溢れていると教えられてきた世の中が捨てたもんじゃないと知ってしまったんです。
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<!-- あぶレスポンシブ -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-7989839383263189"
data-ad-slot="3892261010"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>
そして現在に至るわけですが、2度ほど家に訪問を受けたことがあります。
速攻で「排斥された身なので」と断りました。その時の兄弟姉妹のこわばった顔w
今は母も亡くなり、兄も組織から離れているので、駅前で立っている兄弟姉妹を見かける以外は接点はありません。
恐らく今後もないでしょう。
永遠の命は得られなくとも、今目の前の家族と幸せに、寿命を全う出来たら最高です。